不倫調査ケース1 40代女性の場合(結婚12年目)
「結婚12年目。お互い仕事が忙しく、そもそも顔を会わせる時間が少ない夫婦でした。3ヶ月ほど前のことです。夫の帰宅時の様子が何か引っかかりました。気にしだすと止まりません。携帯電話はパスワードがかかっているわ。手帳には怪しいイニシャルが。下着もオシャレなものに。」とネットに書いてある「浮気・不倫チェック」の半分以上が該当していました。 もう我慢の限界でした。
子供もおらず「離婚」の文字が浮かびました。友人5人の内2組離婚していたせいもあったと思います。友人に相談したところ「裁判するなら証拠がなきゃダメだよ」とのアドバイス。当初は慰謝料まで考えていませんでしたが、徐々に腹が立ってきてもう爆発寸前。「ここまできたら徹底的にやってみよう」と決断したのです。
ネットで見て一番良心的だったので電話をしてみました。割りと悩まずに浮気調査を依頼しました。見積りはお得パック22時間の調査で、費用は約38万円程度でした。
調査の着手予定日は2週間後。「まずご主人の行動パターンを調べてください」とのアドバイス。
面白いほどに行動パターンが浮かび上がっていました。その上でいよいよ調査開始。
浮気・不倫の証拠は3日目に出ました。調査員の方からその晩に電話がありました。
相手は会社の取引先の女性でした。写真を見たときは身体が震えました。
頭の中で考えることと、実際に現場を見るのではまるで違いました。心のどこかで「実は浮気じゃなかったら・・・」と思っていたのも事実です。
動揺が激しい私を見て、専任の女性担当者の方から「まずは一晩考えて。その上でもう一度ご主人とよく話し合ってみたら。それでも裁判したいなら調査を続行しましょう」。
1時間ほど経って落ち着いた頃、女性担当者の方が言いました。
「明日また来てください。一緒に考えましょう。今日はゆっくり寝てね」。
その晩、主人の寝顔を見ていたら楽しかった日の思い出が蘇りました。
担当者の「必ずしも離婚する人ばかりじゃない。許してあげる道もあるわよ」という一言も思い出しました。「相手と別れてもらえれば今回は許そう」。そう決めました。
次の日「まずはやり直してみて。それでもダメだったら今回の証拠を使えばいい」と教えてもらいました。そして私は夫との関係修復の道を選びました。
話し合いには時間がかかりましたが、現在も夫婦生活を続けています。